2020年11月4日水曜日

性的描写、性的消費、見る側視線が悪いんではなく、気持ち悪いと感じる人が多くいるから、公の場所では不適切

 

タイツメーカーATSUGIの「ラブタイツ」コラボ企画の問題点~twitterの変態ノリで炎上する企業垢たち~


アツギが「性的消費」と炎上。タイツを履いた女性のイラストで商品をPR

ストッキングやタイツ、インナーウエアなどを販売する「アツギ」(神奈川県海老名市)の公式Twitterが、11月2日のタイツの日に合わせて投稿した一連のツイートに、「女性を性的に消費している」「気持ち悪い」などと批判が相次いでいる

・・・

「タイツの購買層ではなく、タイツを履く女子が好きな人に向けてPRしているのがずれている気がする」


「着る側ではなく見る側目線で展開されて困惑」


「タイツを性的に描いている」




 


 


おれが思うにはだな、結論としては、

性的描写、性的消費、見る側視線が悪いんではなく、気持ち悪いと感じる人が多くいるから、公の場所では不適切

ということだね。

 人間はーー大方はーー性的存在なんだし、性的魅力の対象でありたいと思う。それを否定してはいけない。

 ーー大方はーーー性的に消費したい欲求もあるし、性的に消費されたい欲求もある。その欲求は悪いものではない。

 見る側目線に立っている作品というのは、見られる側の参考資料として重要。

 「これ着るとこんなにかっちょよくみえますよ」という宣伝画像は見る側に立っているが、それ来たら、かっちょよく見られるんじゃないかなあ、という着る側にとって参考資料になる。それは悪いことではない。

 そういう話ではなく、いろんな理由によって不快に感じる表現がある。

 そういう表現をすべての場所で禁じるのはやばいが、不快に感じる人が多い作品を宣伝として使うのは商業的な観点から言っても得策ではなかろう。

 商業的な意味に限らず、暴力シーンや性的なシーンについては、不快に思う人も多く、そうした表現が含まれる作品についてはあらかじめ警告があってしかるべきだと思うが、そういう警告があってしかるべき作品を無造作に公の場所に置くのは遠慮すべきだろう、というのが、今のところのおれの意見。

 ムハンマド風刺画にも通じる話だろうね。

 ただし、一人でも不快に思う人がいたら遠慮すべきなのか?そんなこといったら何も公開できないじゃないか、など、そこらへんはいろいろ議論はありえる・・・絶対的な線も先験的な線もないから、その時代、その社会によって反応をみながら決めていく、ということになろう。

 不快な人は声をあげていく。そう思わない人も声をあげていく。作品を発表する人はそうした反応や手応えをみながら決めていくしかあるまい。

 suzukyさんがリツイート


 


今回の作品は同人誌とかオタク向けの雑誌なんかなら全く問題にならないが、そこから外にでると微妙なところ。

 いずれにせよ、国家による禁止はまずい 

0 件のコメント:

コメントを投稿