2020年5月28日木曜日

全面自粛解除も一様なロックダウンも不合理では。



ファクターX=BCG派の人々が感染病棟行って、免疫力を高めてくれば、より説得力を増すかもしれない。


――ところで国際比較上、日本人の新型コロナ感染者数や死亡数が少ないことについてはどうお考えですか。

遺伝的な原因を含めて、日本人は特に白人に比べて新型コロナウイルスの伝播が広がりにくく、重症化もしにくい。その証拠を今必死に探している。ただ、3月末には医療が相当に逼迫していて何もしなければ流行は拡大した可能性が高く、放っておけば感染拡大自体は起きてしまうだろうことは留意すべきだろう

スウェーデンの死亡を見ているとわかる。同国で記録した死亡者数は現在、約4000人。日本の人口に換算すると約5万人が死亡するのと同じだ。日本では社会として耐えられない状況ではないだろうか。





And she believes it is a “strong possibility” that if we return to full normal tomorrow — pubs, nightclubs, festivals — we would be fine, but accepts that is hard to prove with the current evidence:

“So what do we do? I think we weigh that strong possibility against the costs of lockdown. I think it is very dangerous to talk about lockdown without recognising the enormous costs that it has on other vulnerable sectors in the population.”

何もしなくても死亡率は変わらない、という科学的な証拠はないわけですね。

むしろ、例えば日本の場合、小池宣言、志村死亡報道による自粛の効果は認められているわけですね。

にもかかわらず、



入国者に対する検査以外の自粛全面解除というのも合理的とはいえまい。




BCGがある程度の効果があるかもしれないし、ないかもしれない。ないかもしれないのに、そんな仮説に基づいて政策を組めまい。



新コロはHIVと同じように、免疫システムが敵として認識する目印がないので、攻撃しようがなく、ワクチンができるまでかなり時間がかかるのではないか、と。

未知の部分があって、楽観的シナリオと悲観的シナリオがあるとき、楽観的シナリオを確信をもって説く人たちもいるが、現代の日本では信頼されまい。

ファクターXがBCGではなく、例えば気候だったら、今度の冬には今回のように幸運の女神はほほえんでくれないかもしれないわけで、慎重な行動には合理性がある。

ロックダウンは経済的にも悪影響があり、人権も不当に制限するから、過剰な制限はすべきではないが、3月下旬の自粛具合ならその効果は認められ、なおかつ、ナイトクラブ、キャバクラなど危険施設についての蓄積もできてきたわけで、危険度に応じた自粛要請をするのが合理的である、と考える。







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