感染症は何もしなくても収束してゆく。それは人々の免疫力が感染によって強化されるからだ。ロックダウンは人々の免疫力を弱め、被害を大きくするおそれが強い。
— 池田信夫 (@ikedanob) May 27, 2020
ファクターX=BCG派の人々が感染病棟行って、免疫力を高めてくれば、より説得力を増すかもしれない。
BCGの研究を始めていたりするのはおもしろいが、やはり「集団免疫で大量に死ぬ」という思い込みが抜けていない。ここに至っても現実が見えないのか。それとも自分の脅しがきいたと思っているのか。 https://t.co/nhqpUmaZFs
— 池田信夫 (@ikedanob) May 27, 2020
――ところで国際比較上、日本人の新型コロナ感染者数や死亡数が少ないことについてはどうお考えですか。
遺伝的な原因を含めて、日本人は特に白人に比べて新型コロナウイルスの伝播が広がりにくく、重症化もしにくい。その証拠を今必死に探している。ただ、3月末には医療が相当に逼迫していて何もしなければ流行は拡大した可能性が高く、放っておけば感染拡大自体は起きてしまうだろうことは留意すべきだろう
スウェーデンの死亡を見ているとわかる。同国で記録した死亡者数は現在、約4000人。日本の人口に換算すると約5万人が死亡するのと同じだ。日本では社会として耐えられない状況ではないだろうか。
Oxfordの理論疫学者S. Gupta「ロックダウンにより生じるコストを考えると最悪のシナリオに基づく都市封鎖が良いとは思わない。感染者数は意味がない、死者数のみ。それぞれ状況が違うので基本再生産数も意味がない。長期封鎖は人々の免疫力を弱くする」 https://t.co/4fRcmENHiq
— H.S. Kim (@xcvbnm67890) May 27, 2020
西浦氏に読ませたい。
And she believes it is a “strong possibility” that if we return to full normal tomorrow — pubs, nightclubs, festivals — we would be fine, but accepts that is hard to prove with the current evidence:
“So what do we do? I think we weigh that strong possibility against the costs of lockdown. I think it is very dangerous to talk about lockdown without recognising the enormous costs that it has on other vulnerable sectors in the population.”
何もしなくても死亡率は変わらない、という科学的な証拠はないわけですね。
むしろ、例えば日本の場合、小池宣言、志村死亡報道による自粛の効果は認められているわけですね。
にもかかわらず、
入国のとき抗原検査を義務づけるなどの措置が当面は必要かもしれない。その代わり国内の自粛はやめる。 https://t.co/MfQBg4Uy5B
— 池田信夫 (@ikedanob) May 26, 2020
入国者に対する検査以外の自粛全面解除というのも合理的とはいえまい。
コロナのワクチン開発は危険なギャンブル。来年冬にできたころは、ウイルスが変異して使い物にならないおそれが強い。それより今すぐ使えて副反応の心配もない「弱いワクチン」BCGを試したほうがいい。西浦先生もご推薦。 https://t.co/YvZEmkZgjm
— 池田信夫 (@ikedanob) May 27, 2020
BCGがある程度の効果があるかもしれないし、ないかもしれない。ないかもしれないのに、そんな仮説に基づいて政策を組めまい。
新コロはHIVと同じように、免疫システムが敵として認識する目印がないので、攻撃しようがなく、ワクチンができるまでかなり時間がかかるのではないか、と。
未知の部分があって、楽観的シナリオと悲観的シナリオがあるとき、楽観的シナリオを確信をもって説く人たちもいるが、現代の日本では信頼されまい。
ファクターXがBCGではなく、例えば気候だったら、今度の冬には今回のように幸運の女神はほほえんでくれないかもしれないわけで、慎重な行動には合理性がある。
ロックダウンは経済的にも悪影響があり、人権も不当に制限するから、過剰な制限はすべきではないが、3月下旬の自粛具合ならその効果は認められ、なおかつ、ナイトクラブ、キャバクラなど危険施設についての蓄積もできてきたわけで、危険度に応じた自粛要請をするのが合理的である、と考える。
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