人権問題に名を借りた勢力争い

 

suzukyさんがリツイート

「中国の新疆ウイグル自治区で産出される「新疆綿」の使用をやめる動きが日本企業に出てきた」というニュースです。ワールドやミズノなどが使用中止を表明。他の企業は下記の対応ということです。「人権」への配慮が日本企業にとっても課題として重みを増しています https://t.co/6e5rGxhgO5 pic.twitter.com/XSM39xl6nD

— 清水功哉（日本経済新聞） (@IsayaShimizu) May 21, 2021

企業としてはアメリカの市場を閉鎖されるコストと中国の市場を閉鎖されるコストなどなどどっちが得か考えて、得なほうに道義的な包装紙をかぶせて発表していくわけだろう。

アメリカが人権問題に名を借りて勢力争いしているのとどっこいどっこい。

ウイグルで人権問題がないか、といえば、あるんだろうけど、イスラエルでもサウジアラビアでも人権問題は山程ある。アメリカの同盟国ならほぼお咎めなし。

自分たちの性奴隷問題を棚に上げて、日本を非難するような国がやりそうなことではある。

人権問題がないわけじゃないから、アメリカとは独立にウイグルの人権問題について追求するのはいいが、アメリカの下心というか、偽善に顔をそむけてはいけないし、勢力争いとは別に、世界には人権問題があることも認識しておく必要がある。