一方で、日本語を第二言語として学ぶ人に、「あまつさえ」って使う?と聞かれたことがある。自分は限りなく使わない、普段からよく使う人はそれほどいないと思う、と答えた。しかしその言葉は知っているし、言葉が伴う思考の経路みたいなものも心得ている。— 橋本智弘 / Tomohiro Hashimoto (@Hashi_Tomo_) February 16, 2020
「剰え」「 加之(しかのみならず)」とは、廣松渉の著書で知って、「うん・・かっちょいい!」と思ったものだ。
大岡昇平だったか、小林秀雄だったか、とにかくあそこらへんの人が学生のころ友人の文士が「陥穽」という言葉使っていて、あとで辞書を引いて調べた、とか、の文章があった。ーー「おとしあな」というより数倍かっこよく聞こえる。
この前の「山川異域,風月同天」なんかも、わああ、こんなのすぐ出てくるんなんて教養あるんだなああ、と感心したり・・・ 自分は使わないが、難しい漢字を使うのをみるとかっちょいい、と思う。後でこっそり調べたりしている。この前もbuvery さんの使っていた言葉で知らん漢字があって調べたのだが・・・なんだったかわすれちゃったよ。
日本人のカタカナ星人を普段、馬鹿にしているんだけど、漢字星人はちょっとあこがれちゃうんだよなああ。そう考えるとカタカナ星人の気持ちがわからなくもないよなあーーーあこがれてちょっと真似したいんだろうなああ。
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