「日本の準備不足に愕然としました。感染を抑制してきた期間を有効に使ってきたのか非常に疑問を持っています」。ベルギーから一時帰国し、現在日本で新型コロナウイルス感染症患者を診察している医師に聞いた。#日経ビジネスhttps://t.co/ulb2zrWShb
— 日経ビジネス (@nikkeibusiness) April 16, 2020
具体的には、救急隊が現場で新型コロナの感染か否かを判断できないため、感染疑い患者の搬送先が見つからず、病院をたらい回しになる事態が発生しています。結果として、私が勤める地域の中核病院や、大きな病院の救命センターに重症者だけでなく軽症者までが集中し、過大な負担がかかっています。首都圏の新型コロナ対応病院は既に厳しい状況だと聞いています。
本来は病院ごとの役割分担を明確にして、一部の病院に負荷がかかり過ぎないようにすべきなのですが、準備不足のために一部の病院に患者さんが集中し、いわゆる医療崩壊が起きかねない状態になっているのです。
イタリアやスペイン、ニューヨーク州で医療崩壊が起きたことが連日ニュースになっていますが、これらの地域では医療技術が劣っていたとは全く思っていません。ベルギーの医師たちに聞いてもそういう認識はありません。
医療従事者や防護具が不足し、一部の病院に新型コロナ患者が集中したために、医療崩壊が起こってしまったのです。日本の準備不足を見ると、イタリアなどの事例から学んでいないと感じざるを得ません。
日本は、という大きな主語にしないで、ここは責任を明確にしたほうがいいだろうね。
欧州のCOVID-19死者数は発表値の2倍? https://t.co/dQfBRrJ2Em 欧州内では飛び抜けて流行している印象がないベルギーが人口比では欧州で最も死亡者が多い。これは病院外での死亡もカウントをしているためで全死亡者の半分を占めている。
— Spica (@Kelangdbn) April 17, 2020
ちなみに、ベルギーは最悪
最悪の状況で得た知見も貴重。
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