中国とカール・シュミットの関係についての記事。https://t.co/ZO4myXGrTr
— mozu (@mozumozumozu) December 1, 2020
“numerous incidents have posed serious threats to Hong Kong’s prosperity and stability.” The city, Wang was effectively arguing, was in no position to discuss civil liberties when its basic survival was on the line.
Known as “statists,” these academics subscribe to an expansive view of state authority, one even broader than their establishment counterparts. Only with a heavy hand, they believe, can a nation secure the stability required to protect liberty and prosperity
Whereas liberal scholars view the rule of law as the final authority on value conflicts, Schmitt believed that the sovereign should always have the final say
“When the state is in dire peril,” Chen wrote, citing Schmitt, state leaders have the right to suspend constitutional norms, “especially provisions for civil rights.”
The pandemic has further ensconced statists’ views. That China has gotten rid of the virus, which President Donald Trump called “the invisible enemy,” while the United States remains hobbled by it, is portrayed among Chinese statists as a triumph for the Schmittian worldview.
市民の命が危機に瀕している時、市民の自由もへったくれもない、国家が危機に瀕する時、国民の権利が制限されても致し方ない、国家が安定してこそ、自由と繁栄がある、などなど、これらの命題はまったくの間違いとはいえない。
欧米でも、感染拡大防止のために、日本以上に国民の自由を制限した。結果としては、パンデミックで、国民の自由を最大限制限できる中国は危機を脱し、比較的安定した環境を国民に現在、提供している。
中国からすると中国のシステムの勝利であろう。
政権に統制された社会のもと、制限された自由のなかで安定した生活を享受し、ウイルスやあるいは米帝などの敵からもたらされる危機に対して国家、国民が一丸となって戦える体制ーーー国家、政権による安定と統制あっての自由と繁栄であって、安定と統制のない自由は混沌でしかない・・・見よ、アメリカのざまを・・・誰があんなふうになりたいと思うのか?・・・・と中国の学者が言っているかどうかはわからないが・・・・言ってもいても不思議ではない。
短期的には、全体主義ってのは強いんだな。
しかし、国家による統制を尊重するあまり、国民の自由は統制できたものの、国家の権力の暴走は統制できなくなる。だから、敵が危険というより、その国家そのものやその独裁者がその国の国民にとっても、また、他国の国民にとっても危険な存在になってしまうのである。
コロナ感染の危機的な状況でいっせいにもっと自由を制限したほうがいい、なぜやらないんだ、というじれったさがある一方、やはり、自由は最大限尊重されなくてならないし、自由を制限する国家権力の行使については、常に批判的な姿勢が必要なのである。
だから、
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