2021年4月25日日曜日

ワクチン接種態勢の遅れという失政、広範囲の私権制限、我慢、あきらめ、憤り・・・・

 東京

 <社説>3度目の宣言 「我慢」の出口示さねば


日経

[社説]3度目の宣言、強い対策に覚悟がいる

 17日間の緊急事態で感染は本当に落ち着くか。再びの延長はないか。ワクチン接種が一向に進まず、国民のコロナ対策への不安や不信は大きくなる一方である。「疲れ」「慣れ」が「あきらめ」「憤り」に変わらぬよう、政府はゴールの姿を示し、達成できない場合の措置も決めておくべきだ。


朝日

(社説)3度目の緊急事態 危機直視し今度こそ抑止を
社会経済活動への制約を大幅に拡大することは、この際やむをえない。

 ただ、科学的データに裏付けされた、これまで以上に丁寧な説明が不可欠だ。

政府分科会の尾身茂会長が先日の国会で「個人的には最低3週間は必要だと思う」と述べたように、専門家からは早くも、感染を十分に抑え込むには短いとの見方がでている。

読売

 緊急事態宣言 「第4波」収束へ具体策を示せ


広範囲の私権制限という劇薬を用いての抑止策である。政府は、「第4波」収束までの具体的なシナリオを明示しなければならない。

 政府は、宣言期間を有効に使い、ワクチン接種や病院間の連携強化、病床や医療従事者の確保、検査体制の充実など、包括的な対策を急ぐことが肝要である

東京

 <社説>3度目の宣言 「我慢」の出口示さねば

産経

主張 緊急事態宣言 危機意識を新たにしたい 政府は蛮勇を振るう覚悟を

政府や自治体の後手に回った対応や、ワクチン接種態勢の遅れといった失政に注文は数多くあるが、まず協力したい。国民の協力抜きに、新型コロナ禍を押さえ込むことはできない。

都のモニタリング会議の専門家は、変異株への置き換わりが急速に進む中で、ほぼ全てが変異株になった場合、都の新規感染者は2週間後には1日当たり2千人超となり、入院患者は6千人を超えると推計した。

≪ワクチンの接種を急げ≫

人流の抑制も病床の拡大も極めて重要な施策だが、ウイルスとの戦いに最終的に勝利を収める決め手はワクチン接種しかない。先行して接種を進めた英国では、ほぼ日常を取り戻しつつある。


 ワクチン接種の遅れという失政で急速な感染拡大し、広範な私権制限もやむなしだが、十分な準備と説明が必要。医療体制、検査体制の強化すべき、宣言期間が短すぎはしないか、といったところか。






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