元外務事務次官の竹内行夫さん
日米ともに、中国との経済関係においては、相互利益の面があり、冷戦時の米国とソ連のように「敵に回して損なし」という間柄ではない。
ここは重要だね。
共同声明に記された「台湾海峡の平和と安定の重要性」についての記述は、きわめて常識的だ。中国側が「内政干渉だ」と目くじらを立てるほどのものではない。
その通り。
アメリカン・エンタープライズ研究所のザック・クーパー研究員
日本が新疆や香港といった地域の人権や民主主義の問題で声を上げることは重要だ。ただ、米国と多少異なるアプローチを取っても問題はないだろう。
声を上げるのは重要だが、だからといって同一の制裁をとらなければいけないというわけでもない。
北京大学国際関係学院の帰泳濤副教授
中米間で台湾問題が激化した場合、最前線に立つのは日本だ。日本が米国に近づけば近づくほど、安全保障上のリスクを抱えるというジレンマを、日本自身がもっと認識すべきだ
中国が尖閣への拡張主義を続ける限り、日本の選択肢は米一択となる。
現在米中でゴリラのように自分の胸を叩いて威嚇しあっているわけであるが、米中で現実には、たぶん、ドンパチにはならないだろう。
しかし、仮になったら・・・・台湾は日本の領土ではない、ということも日本はしっかり認識しておく必要がある。
There is a second reason the United States might eventually forsake Taiwan: it is an especially dangerous flashpoint, which could easily precipitate a Sino-American war that is not in America’s interest
米国にできることも少ない。ましていわんや日本にできることもない。
せいぜい、ネットで「加油台湾!」と支援して、難民を受け入れることか?
ちなみに、ゴリラの胸たたきについて
Why do male gorillas beat their chests? New study offers intriguing evidence
Mountain gorillas live in tight-knit family groups led by silverback males, whose authority is constantly being challenged by other males. By advertising their size, mating status, and fighting ability via sounds that can travel long distances through thick rainforests, the silverbacks are signaling would-be challengers that they better think again before starting a ruckus.
揉め事にならないように、「こんなすごい音だす、すごい体格の俺様とやろうってのか、考え直したほうがええぞ」と信号を送っているんだ、と。
動物の知恵ではある。
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