ウイグル問題にノーコメントのユニクロ柳井サンを批判する人が多いけど、アリババとジャック・マーへの中国への強烈な対応を見たら、そらそうせざるを得ないと思うわな。
— ボヴ (@cornwallcapital) April 10, 2021
相手は合法ヤクザなんやから。
RTのが「現実的」な態度で、でもだから「プリンシプルのない日本 by 白洲次郎」でもある。
— suzuky (@suzuky) April 11, 2021
PARIS (AFP) - An NGO alliance has called in France for an investigation of four multinational clothing manufacturers, accusing them of profiting from forced labour of the Uighur minority in China, they said on Friday (April 9).
The complaint targets the clothing giants Inditex, Uniqlo and SMCP, as well as footwear manufacturer Skechers, which it charged concealed forced labour and crimes against humanity in the production of the goods.
じゃあ、スペイン、米、フランスもプリンシプルがないのけ?
ちなみに、うろ覚えだが、昔、たしか、中根千枝さんか誰かがやっぱ「日本には原理原則がない」とか言って、それを誰かが、Japan has no principle. とか訳した人がいて、それを松本道弘さん が、それじゃ、「節操のない」って意味になってやばいだろう、とかどっかで書いていたような。
prin‧ci‧ple
1 MORAL RULE [countable, uncountable] a moral rule or belief about what is right and wrong, that influences how you behave
Schools try to teach children a set of principles.
He’s got no principles at all!
ただ、言われていることは、面白い問題ではある。
安倍ちゃんは、「自由、民主主義、基本的人権の尊重、法の支配といった普遍的価値やルールに基づく国際秩序の維持、擁護」と言っていたが、これなんかは原理原則に立った政策で、なかなか立派なものだったが、たしかに、日本で、原理・原則を大上段にかざして切って出る、というのは少ないかもしれない・・・・苦手なのかなああ
米軍慰安婦問題もちゃんと言える人は少ないだろう?
原理原則から振りかざす倫理というよりもフェミニズムの言うところのEthics of careのほうが日本では、支配的なのかもしれない・・・・そこらへんどうなのか研究したら面白いところではある。
ユニクロその他の企業の場合、ethics of care というより、実利を重んじて、世間の風を観ながら何も言われなければそのまま、風当たりが強くなれば撤退、みたいな感じなんだろう。
欧米は人権を大声で叫ぶ人たちがいるが、他方、陰で人権侵害したり、ずるいことしたりする人たちも多いのでそこらへんもおさえておかないと片手落ちだろうね。
欧米が大義を掲げて大掛かりのことをしようとするときはかなり警戒したほうがいい。
ところで、日本の右翼がウイグル問題を叫んでいたとき黙っていたのに欧米が叫び始めると不安になり始める人達も、問題は人権問題というより、欧米からのけものにされる不安なんだろうね。原理に基づいて動く、というより、調和なんだろうなああ、大事なのは。
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