陽性率をみるときには、分母と分子の両者がもっている特徴を知ることが必要です。PCR検査陽性率の解釈におけるポイントがまとめられている記事です→『新型コロナのPCR検査陽性率 数値をどう解釈すべきか』https://t.co/3geG8x6Acm
— 今村顕史 (@imamura_kansen) August 2, 2020
「国民全員にPCR検査をすべきだ」というPCR原理主義的な主張は、効率、予算、実現可能性のどの面からも非現実的ですし、疑ってもいない人を対象にたくさん検査をして見かけ上の検査陽性率が下がっても、流行が抑制できているとは言えません
各国の状況と比較してみると、必ずしも検査数が多ければ陽性率が低いわけではなく「PCR検査をしまくれば流行は収束する」とは言えないことが分かります。例えば台湾は検査数もそれほど多くないにも関わらず新型コロナを抑制できており、これは「しっかりと診断し、患者を隔離し、濃厚接触者を追跡する」というプロセスが機能しているためです。
0 件のコメント:
コメントを投稿