もうそんなになるのか。
家族が関西にいる人達がいた。
ある人のお母さんは2階に寝ていて、お父さんは一階に寝ていて、家が潰れてお父さんは亡くなった、と。お母さんは睡眠薬を飲んでいたので地震が起きたのに気づかなかったとかいう嘘のような話を聞いた覚えがある。
もうひとりたしかお父様を亡くされた方ががいた。年上の女性だったが、そのことを私に言うとき、私の顔を見ていまにも泣きそうな顔をしていた。泣かれてはまずい、とでも思ったのか、わたしはとっさに緊張してしまってそれを察知したのか彼女はそれきりで、押し黙った・・・・・泣かせてあげればよかった、と今でも後悔している。
このまえみた、little mermaid の引用のなかに、
“But a mermaid has no tears, and therefore she suffers so much more.”
(しかし、人魚には涙がありませんでした。そのために人魚は余計に苦しんだのです。)
というのがあった。これがどんな文脈なのかわからないが、ともかく、涙がカタルシスになることはよくあることだ。
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