2021年4月11日日曜日

50代以下は1%未満に対し、60代は1.6%、70代は5.4%、80代は12.5%、90代以上が18.3%


「新型コロナ感染による死亡数だけでなく、日本全体の死亡数も抑えられたのではないか」。川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は2020年1年間の死亡数(速報値)が前年より9373人(0.7%)減ったことに胸をなで下ろす。死亡数は高齢化で年2万人程度増えていた。平年より3万人近く減少した形だ。

確認された感染者に対する死亡率は世界全体で4~5月に7%を超えた。検査拡充などで現在は2.2%。日本は1.9%でやや低く、感染拡大も防げたため死亡数を抑制できた。

死亡率は年代差が大きい。日本では70代以上が感染者の1割強だが、死亡者は9割を占める。死亡率は10代以下はゼロ、50代以下は1%未満に対し、60代は1.6%、70代は5.4%、80代は12.5%、90代以上が18.3%と跳ね上がる。

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