『ノマドランド』
— メトロポリタン (@redsoil3) April 4, 2021
ちょっとワケが分からないくらいの超傑作でしたね。もう今年はこれだけ観ておけばいいんじゃないかってくらい。
自然と人を完璧に融合させた異次元の美しさを纏った撮影と詩的なスコア。
ドキュメンタリーのようで実は精密にコントロールされた劇映画的ダイナミズム。
圧巻の一言。 pic.twitter.com/2hvO12sm0V
いくつか評価をみてノマドランド、とてもよい作品でした。それにしても、みんな、感想ツイが上手だなぁ。
— suzuky (@suzuky) April 7, 2021
'Home, is it just a word? Or is it something that you carry within you?' - Angela (Nomadland)I’m not homeless. I’m just houseless.
The main difference between them is that house is concrete. House refers to a building in which someone lives. In contrast, a home can refer either to a building or to any location that a person thinks of as the place where she lives and that belongs to her. A home can be a house or an apartment, but it could also be a tent, a boat, or an underground cave.
A home can even be something abstract, a place in your mind. When you say, “Let’s go home,” you are probably not talking simply about going to the physical structure where you live. You are talking about being in the special place where you feel most comfortable and that belongs to you.
問題なのは家屋の有無ではなくて、自分がくつろいでいられる居場所なんだ、と。前者がハウスで後者がホーム。私は家屋を失ったが、ホームレスじゃない。と。
教え子が覚えていたのは、
“Tomorrow, and tomorrow, and tomorrow. And all of our yesterdays have lighted fools. The way to dusty death. Out, out, brief candle.”
夫を失い、街を失い人生の空虚さが露呈する主人公にうまく重なる。
One of the things I love most about this life is that there’s no final goodbye. You know, I’ve met hundreds of people out here and I don’t ever say a final goodbye. I always just say, “I’ll see you down the road.”
過去を引きずっていた主人公は、最終的に、自分の持ちものも捨て、住み慣れた街から遠くへ旅立つわけだが、それは思い出と決別できたからではなく、決別する必要がない、いつかまた会える、とわかったから・・・・みたいな感じかなあ。
途中途中、社会の周辺で普段なら社会からガン無視されて生きているような人たち・・・東京でいえば、駅で掃除してくれている無名のおばちゃんやおっさん、公園で寝ているホームレスのおっちゃんやおばちゃんたちーーーに潜む物語を自分で語らせているところがいい。そうした物語との出会いによって主人公が徐々に変わっていくキャラクターアークがあるわけだが、その反応を女優の表情で表現することによって含蓄をもたせている。
・・・・圧巻の作品とまでは、私は言わないが、いい作品ではある。
清掃で大便を拭く場面は、ああした生活を生きるものの描写として必要かもしれないが、自分が、小便や大便をする場面まで必要であったか、どうか・・・・疑問が残るところであるが、映画の場面としては新奇さはある。
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ノマド生活はこんなもの、というのを表現するのに野原で小便したり寝床の横で大便したりする場面は必要だったのだろう。
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評論家からの評価はわりに高め
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