2021年8月17日火曜日

一部大企業による勝者総取り経済、金持ちへの優遇政策


――著書で「スーパースター企業による勝者総取りの経済」と指摘しています。勝ち組と負け組の差がはっきりつくようになってしまったのですね。


成功した企業は従業員に高い給料を支払いますが、そうした企業は一部だけで、低所得者層の所得は伸びていない。

 

「成長を実現するために」とこれまで行ってきたことは、ほとんどが金持ちへの優遇策です。「困窮者にインセンティブを」と言って福祉を削減してダメージを与えただけで、何の役にも立っていない。私が言いたいのは、富裕国では経済成長率を上げる手段がないのなら、「影響を与えられることに焦点を当てよう」ということです。つまり、福祉プログラムをより良く設計することです。例えば、米国では困窮した人が食料補助を受ける際、以前は食料配給券で支払わなければなりませんでした。今はクレジットカードで支払え、恥ずかしい思いをしなくて済むようになりました。人々の生活をより良いものにするためにできる小さな変化はたくさんあるはずです。


電通とかあそこらへんか、日本でいうと? 

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