この投稿みて図書館に頼んでおいたやつがきたので、パラッと・・・ほんとパラッと飛ばし読みしてみた。
そしたら、“None is righteous, no, not one; 国際社会と人間の現実で提起した問題についての文章があった。p103
1)人の命に価値の違いはない
2)もっとも優先されるのは医療従事者とリスク従事者
3)不可欠労働者は自国にも他国にいる
都会と田舎の議論p94ではそこから
都会と田舎の議論はそのまま自国と他国の議論にスライドするのが論理的であろう。
著者は自国優先という偏見を自分の倫理的直感のなかに忍ばせて結論を正当化してしまったのである。
仮に自国優先を正当化するなら、「近親のものを優先するのは正当化される」など他の倫理的原理を導入すべきだっただろう。
その当該ほかの原理が何になるか明瞭に言葉にすることはできないのだが、とにかく、現在の現実の富裕国優先のワクチンの分配は倫理的には正当化できない程不公平だ、というのがわたしの直感。しかし、そうした直感がありながら、罪悪感をもちながらも自国優先を訴えている・・・それが現実。
ちなみに、河野の大企業優先接種は、公平性も透明性もない倫理に反したものであった・・・とおれは思う。それが指摘できなかった医師も政治家も・・・・なんだかなああ。
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