2020年3月22日日曜日

政策を論じるのに政局を絡ませると・・・




いやいや集団免疫作戦は難しかった、とかそういうことじゃなくて、

封じ込めも集団免疫も、最終的に目指していることは同じで、いずれにしろ、皆がある程度は免疫を得る状態が必要になってくる。イタリアやフランスの場合、医療供給の限界を超えているので、とりあえず止めざるを得ず、その後のことはまたゆっくり考えるということだと思う。イギリスは両国に比べれば感染者の数も少ないので、出方を見ているという状況だろう。そこで、集団免疫をを数年かけてやっていくということだ。やはり社会の機能を維持し、経済も回しつつ、ハイリスクの方々を病気にさせないという点では、今までの日本のやり方ではなく、ハイリスクの高齢者や病気持ちの方を逆隔離するこのイギリスの考え方に賛成だ。


スローニュース代表の瀬尾傑氏は「当然のことながら、高齢者や基礎疾患を持っている方は危険なので、イギリスでは早い段階から、70歳以上の高齢者に対して自主隔離を勧めてきた。また、医療制度がかなり充実していもる。一方、イタリアではベルルスコーニ政権時代に医療費を削減したことで、そのしわ寄せがきている」と話す。

「ボリス・ジョンソンのスピーチのうち、“死期を早める”というところが独り歩きしているが、実は直接的に集団免疫については言及しておらず、あくまで彼の科学顧問がそういう言い方をしただけだ。重要なのは、計画の中で感染のスピードを遅くすることだと言っている点だ。

英国のリベラルメディアの政権をたたくための論調を一部の日本人が受け売りしていただけで、もともとそんなに突拍子もない政策ではなかった。

出羽守が、世界はこうなのに、日本だけ、こうだ、とか言って不安煽るように、英国のリベラルも世界はこうなのに英国だけこうだ、とか言って不安を煽り、文言から文脈をひっぱがして、政権叩きしていたんだろう、というのがおれの解釈。




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