BLMは、極端な殺人事件とか、警官による射殺に焦点を当てたもので、黒人社会の大問題はそんなことにはない。7割が母子家庭であるように、基本的に崩壊した家庭が根本の問題であり、世代間の資本や知識の蓄積が行われないことにある。警官の行儀が多少よくなっても黒人の問題は全く解決しない。
— buvery (@buvery) August 2, 2020
「警官の行儀が多少よくなっても黒人の問題は全く解決しない」のはその通りだが、「7割が母子家庭であるように、基本的に崩壊した家庭が根本の問題であり、世代間の資本や知識の蓄積が行われない」という背景には、黒人が受けてきた人種差別の歴史、人種差別の社会現状があるわけだろう。
黒人の”遺伝子”や文化の問題というより、アメリカ社会で黒人が置かれた地位、黒人に対する態度が問題なのである。
たとえば、人口の割に在日朝鮮人のなかに、芸能人やスポーツ選手や暴力団員が多かったとして、それは、やはり、日本社会で就職差別があり、芸能界、スポーツ界、ヤクザ界は在日を受け入れてくれた、という歴史と社会の仕組みがあったわけだ。
同様に、警官の黒人に対する暴行も問題だけど、その根っこにはアメリカ社会の黒人に対する根強い差別の歴史と構造がある、と論じていくのがスジ
それを黒人の犯罪や母子を遺棄する黒人ばかり取り上げて、黒人は生来的に暴力的で怠け者で無責任のような印象を与えてしまうのは・・・・・白人至上主義者の論述と変わらないものになってしまう。
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