2020年3月15日日曜日

”エビデンス”が一義必然的に特定の施策を意味するかどうか?






”エビデンス”はあるんだろうけど、あっても、それが特定の結論や施策に一義必然的に結びつくかどうか・・・ということろだね。

朝日新聞
緊急事態宣言、スペイン風邪では「一定の効果」 だが…

これは、スペインかぜからの教訓ー閉鎖、隔離政策も初期段階では有効でもとりあげた事例についてだが、

 東京慈恵会医科大の浦島充佳教授(予防医学)は「インフルエンザの感染拡大パターンとは異なる部分もあるが、新型コロナウイルスによる感染症でも、休校やイベント制限などの措置は流行を抑え、亡くなる人を減らせる可能性はある」と話す。

その一方で、浦島さんは「感染拡大のリスクを抑えつつも社会・経済活動はなるべく維持されるべきだ」という。全てを一律にやめる必要はなく、リスクと効果をふまえ「バランスのとれた対応が必要」と指摘する。

例えば、大規模イベントを禁止した場合は、中小規模のイベントは閉鎖空間での開催のみ禁止する▽会議を開く時には、参加者はマスクをして1メートル以上距離をあけ、30分以内に終える、などすることを挙げる。さらに、流行の状況は地域によって異なることから、浦島さんは「一律ではなく地域の実情にあわせて対応をとることが大事だ」と話す
という意見もある。

難しい決断を迫られる安倍政権
で取り上げたように、”エビデンス”に基づいて全面学校閉鎖を評価する専門家もいる。

だからこそ、難しい判断に迫られるわけだね。

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