系譜①は、12月下旬から関西地方で広く見つかり、欧州のオミクロン株と遺伝情報が近いものだった。
検出は主に関西地方に限られ、直近のデータでは感染の広がりはみられないという。
早い段階で感染者を見つけて対策をとったことで、昨年末の時点で拡大を収められたと考えられるという。
一方、残る三つは全国規模で感染が広がった。
系譜②は、米国で多く検出されるものと近いか、同じ遺伝情報のウイルスだった。
複数の県で見つかり、その後、全国に広がった。国内でもっとも多く検出されている系譜で、「現在の流行の主流になっている」という。
系譜③は、最初に九州地方で見つかった後、全国に広がった。
米国や英国のウイルスに近いか同じ遺伝情報のものだという。
系譜④は、欧州やアジアで検出されたものに遺伝情報が近く、関東や東北で広がった。現在では、③と④の検出は少ないという。
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