2022年2月21日月曜日

社会にとって、コロナはインフルより脅威

 

過去最大の死亡者が出ているオミクロン株の登場をもって「パンデミックは終わりに近づいている」というのは危険な目論見です。
文脈からすると第一波第二波・・・とあって、そのなかで「過去最大」ということだから、別にまちがっていないんじゃないの?

コロナの死者は2020~21年の2年間で約2万人だから、インフルより少ない。しかもこれは死んだときPCR陽性だった人をすべて集計した速報値で、オミクロンでは70歳以上が90%を占める。

死亡の数え方が違うんだから、過去のインフルの死者数と安易に比較してはならない、というのはわかる。

が、しかし、同じように感染対策をして、例えば東京都の場合、

インフルエンザの流行状況(東京都 2021-2022年シーズン)




インフルエンザは激減している。同じ対策下で、どうやって勘定してもインフルの死者数は少なかろう。


同じ条件でこれだけコロナのほうがこれだけ死者数がでてるんだから、コロナのほうが怖いべ、となるが、


これも安易に比較はできないかもしれない・・・・・

いずれにせよ、しかし、インフルエンザで病院が逼迫する、というような現在の状況はなかったわけで、コロナは依然として社会にとって脅威、というのは揺るがない、じゃなかろうか?




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