(コラムニストの眼)経済学の実証研究革命 エビデンスが覆した通説 ポール・クルーグマン:朝日新聞デジタル https://t.co/ZfVx8r9DTD
— mozu (@mozumozumozu) October 22, 2021
彼らは、最低賃金の引き上げが雇用の数にほとんど影響しないことを見いだした。この結果は他の多くの事例の検証によっても確認された。これらの結果は最低賃金の引き上げだけでなく、不平等を減らすためにより積極的な取り組みをすることを正当化するものだ。もう一つ例を挙げよう。子どもを支えるセーフティーネットプログラムの効果を、どのように検証できるだろうか。研究者らは、おもに60~70年代に低所得者向けの食料費補助制度が次第に広がり始めたことや、80年代に低所得者向けの公的医療保険の受給範囲が拡大されたことによって生み出された自然実験を活用してきた。これらの研究は、支援を受けた子どもたちの方が、受けなかった子どもたちよりも健康で生産的な大人になったことを示している。
実はデータははっきりとした答えを示している。失業保険には職探しの抑止効果があるかもしれないが、その効果は小さい。
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