リバタリアンは私有財産を所有する自由を絶対視するけど、そもぞも私有財産はいかにはじまったのか? いかにして誰にも所有されていなかったものが所有されるようになったのか?
例えば、自然にあるものはそもそも誰にも所有されておらず、誰もがそれを使う自由があった、ということはリバタリアンのノチックでも認める。
そもそも、誰も所有してなかったものについて、特定の者に、私有権を認めれば、他の人たちがそれを使用することについて力でもって排除する権利があることをその人に認めることになるが、とすれば、他者の自由を侵害しているのは、私有権を持っている者のほうであろう、と。
ーーーーリバタリアンは課税は私有する自由を侵害する暴力みたいな話をするが、むしろ、私有権のほうが他者の自由を不当に侵害した上で成立している権利ではないか、というような問題提起でしょうね。
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