2021年3月24日水曜日

対中政策でネトウヨと手を組むか、出羽守族

 


 ウイグルの人権問題については、対中政策と絡めて保守層はずっと問題視していたわけだが、左翼層は比較的消極的だった。

 ここにきて欧米が声を出し始めたら、欧米出羽守が制裁のない日本について貶す大チャンスと捉えてまた、声を出し始めるかなああ、なんて観察中なんだが・・・

 ウイグルについては問題を指摘してきたし、国際政治的にいうと、日本の立場としては欧米に寄り添わざる得まい、と思うんだが、天の邪鬼の俺としては、現実にこういう情勢なってみると、なんかだかなああ、という気がしないでもないんだな。

 ウイグルの人権問題はもちろんある。しかし、欧州は欧州でロマ問題とか、中東ではサウジとか中東内部の人権問題がある。欧米はそうした問題は重要視しない。

 で、ウイグル問題なんて、前から問題だったにもかかわらず、いま、問題になるのは、中国との勢力争いがあるから問題にしているわけで・・・

 出羽守、欧米、保守層、フェミーーー国際政治で人権は勢力争いの道具であり、道具でしかないんだなああ、とつくづく思うな。

 人権問題という共通の土台で共通の基準で建設的な枠組みがあればなああ、と思うところである。



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