2021年3月16日火曜日

家族制度はなくならない

 

高市氏は「戸籍の姓と旧姓の併記が、既にマイナンバーカードやパスポート、住民票などのほか、弁護士など多くの国家資格で認められている。旧姓を通称使用できる企業も増えている。姓を変えることで不利益があるというなら、家族の一体感を守るためにも夫婦同姓を堅持したうえで、旧姓の通称使用の拡大でなくすのが現実的だ」と反論する。


1)「通称はもちろん、併記では、口座やクレジットカードは作成されず、また、海外では通用しないので、社会生活にとってほとんど有用性がありません」

ということだし、
2)通称どこでも全部OKなら別姓法制化できない理由がなくなる。

子供の姓をいつ決めるかなどは些末な問題。生まれたとき決めればいいが、いずれにせよ、国会できめればいい。

3)韓国や明治以前の日本をみればわかるように、氏をなくしても夫婦親子関係としての家族がなくなるわけではない。

 人間の家族ってのはかなり強固な制度で、子供を平等に育てるために親から離して団体生活で育てようとして社会があったが失敗した、みたいなこと読んだことがある。

 積木くずし的な家族の崩壊といった個別例や、同性婚など新形態ーーー養子制度など今までもあったーーーが出現するだろうが、家族の氏がなくなった程度では、社会全体としては、連れ合いー親子関係としての家族制度はびくともしないだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿