2020年06月05日 12時15分 JST | 更新 2時間前
黒人ファミリーの一員になった私。夫の密かな習慣で、黒人が置かれている立場に気づいた
日本にも差別はあり、それはそれで改善、解消していかなければならないが、米国での黒人差別は日本における差別からの想像の範囲をたぶん超えている。
もう少しいうと、若い頃、大学で、Afro American philosophyというコースをとったことがあった。そのとき、黒人の学生が、黒人がどんな気持ちかなんか他の人はわからないだろう、と半ば絶望したような顔つきで言っていたのを覚えている。
あと、Nagel だったかアメリカの哲学者が、一般的にAffirmative action は逆差別になるので反対だが、米国での黒人差別は歴史的にも現状でもひどすぎるので支持するみたいな議論を読んだことがあった。
そんな経験から米国の黒人の経験というのは、日本で想像するよりも、あるいは、文章や映画で見るよりもよほどひどいなにかがあるんではないか、という思いが、私の中に根付いている。
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