僕もバックトゥザフューチャーは大好きだけど、ゼメキス監督が映画の中に巧妙に人種・性的な差別を織り込んでいる事が批判を受けて来た歴史も知っておくと視野が広がると思う。
— TAKUMI™ XENO発売中 (@takumitoxin) June 12, 2020
Robert Zemeckis’ Racism and Sexism In Forrest Gump(1994) and Back to the Future(1985) https://t.co/gLGtv07OOl
「巧妙に人種・性的な差別を織り込んでいる」という中には、現実にあった人種・性差別、人種・性差別的傾向を無視、過小評価したり、有色人、性的マイノリティーが野蛮、愚鈍に、白人・男性は救済者として描写されたり、有色人・女性は単純、薄っぺらな描写になったり、有色人・女性は物語の最後まで生きていなかったり、というふうに様々なありかたで存在する。
アカデミー賞の作品賞(歴代の受賞作・ノミネート)でみると、例えば、
グリーンブック
チャーチル
アメリカン・スナイパー
それでも夜は明ける
リンカーン
などがすぐ思いつく。
Gone with the Wind and beyond: 9 films that were trailed by racist controversy
As ‘Gone with the Wind’ disappears from a US streaming platform following decades of controversy, Adam White selects nine movies trailed by similar criticism
SHAME ON HOLLYWOOD: These Are The Most Racist Films Of All Time
Keertana Sastry Jun 1, 2012,
日本人に馴染み深いものとすれば、ラスト・サムライとティファニーで朝食を、なんか有名だ。
コロンブス像や「風とともに去りぬ」の差別的な問題性は昔から指摘されていた。いまちょっとそれが激化している。
日本映画でも、こういう意味での差別的映画はたくさんあるわけで、ラストサムライやティファニーで朝食をなどで我が事として考えながら考えて行くべきだろう、と思う。
差別的なシーンを削除したり、作品を禁止すればいいのか、それとも、それ以外にもっとうまいやり方があるのではないか・・・・いろいろな案が出して議論していくのがいいと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿