2020年6月11日木曜日

Many Americans are skilled at fooling themselves into believing that they are victims


 “「こいつが私を襲ったんです!」とゲスト・プレイヤーは答えた。「私を殺そうとしたんです」俺は目を閉じて死んだふりをしながら、浅く呼吸している。ガイドラインによれば、ゲスト・プレイヤーはここからモジュールの第二部『警察署』に移り、短い尋問を受ける。その後、正当防衛が認められて無罪となったストーリーが、無料でゲストにEメールで配信される。”(「ジマー・ランド」より)

「ジマー・ランドというのは、2012年フロリダ州での事件の、犯人ジマーマンから来ています。この事件もそうだったように、“こいつが悪いんです”と白人は急に被害者になって、社会的に彼らの言うことが通ってしまうことはよくあります。そういうステレオタイプに一括りした言い方はよくない? 私もずっとそう思っていました。ハワード大学(トニ・モリソンなども在学した生徒のほとんどが黒人の名門大)に留学していたときには、授業でみんなが『ホワイトピープルはこうだああだ』って悪口でさんざん盛り上がってるのを聞いてお腹いっぱいになっちゃっいました。でも、いざアメリカの会社で働き始めたら、アジア人女性である私も黒人のみんなが言っていた目に遭って、白人は急に被害者面するんだと黒人が感じ、ナナさんがこうしたストーリーを書くのも理解するようになりました」


He attacked me!” the patron says. “He tried to kill me.” I keep my eyes dead and continue to shallow-breathe. According to the guidelines, he’s to be brought into the second part of the module, the Station, for a brief questioning, after which he’ll be emailed a complimentary story about how he was found innocent in court after claiming self-defense.

先日取り上げた記事で、この記事のなかでも言及されているCornel Westさんも
Slaveholders can treat people anyway they want and get away with it. That's what we've been dealing with for 400 years in America
と言っている。外国特派員も白人がおおいですからねええ。やりたい放題でお咎めなし。間違いを訂正しないんだから・・・・そういうふうに育っちゃっているんでしょうかね。

When whites play victim in a white-dominated society

We white people can be particularly skilled at fooling ourselves into believing that we are victims.

Straight people and the cisgendered — those who identify with the gender they’re assigned at birth — have the same tendency. It’s also common among Christians. This nation, which once fancied itself white, straight and Christian, is fast becoming less homogenous, thank goodness, but those who fear losing their grip on power as a result of this inevitable shift are lashing out.

白人も被害者面するけど、日本にいる英米系黒人も被害者面することがあって、それはやっぱキリスト教的ななにかがあるのかもしれないですね。

キリスト教は良くも悪くも、被害者、殉教、というスタンスを維持して、人生を切り抜けていこう宗教ですからね。

日本には、人種差別も民族差別もあり改善していく必要はありますが、日本にいる英米人ーー白人、黒人ーーの中には、被害者カードと救済者妄想をもっている人がいて、文脈を無視して、日本の差別にアメリカの黒人差別を読み込んでいこうとする輩がいるので警戒が必要です。











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