2021年2月9日火曜日

85歳以上だからといって救急医療を拒否するわけにはいかない。

「2月になって仲間の店の閉店があいつぐ。もうどのくらいつぶれたかな。」

岡口 基一さんの投稿 2021年2月8日月曜日


おれの同級生で歌えるスナックやっていてそこではおっさんおばちゃんたちがライブとかやっているのだが、規模が小さいせいか、時短して給付金もらってなんとかしのいでいるようだ。

やっぱ、規模とか実情にあわせないとなあ。

閉店したら、生活保護頼ればいいだろう、ってか、という話。

いってはわるいが5000人ぽっちの死者に大騒ぎだ。しかも85歳以上がほとんどだ。

 85歳以上でも本人にとっては大事な命なんで、そんな軽く扱わないでくれ、ということはある。他方、85歳以上なら統計上いつ死んでもおかしくないから、社会政策として、かりに被害者が85歳以上が多いなら規制を緩めていいのではないか、という議論は功利主義的な観点からまったくあり得ない話ではない。

 ただ、85歳以上だからといって救急医療を拒否するわけにはいかない。

「119番」「おいくつですか?」「85歳です!」「ああ、ごめんなさい、いま、だめなんですよおお」というわけにはいくまい。

 トリアージ云々で優先順位をつけるというのはあり得るが、いまの日本では、高齢者だから緊急を拒否する状況でもない。そして、緊急医療が圧迫されれば非高齢者の緊急医療まで危険にさらされることになる。

 超過死亡が少ないから、制限を緩めろ、という人たちはこの観点が欠けているのはないか?

  制限のあり方と感染者減少の費用対効果については議論があってもいい。しかし、医療制度が逼迫するなか、高齢者がとくに感染しないような方策、制限は必要であろう。








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