2021年3月10日水曜日

食べる肉となる動物の殺害場面や残虐な飼育場面は見たくないけど、肉は食べたいし、食べている。

 


微妙なところだね。

 自分が命じて殺された被害者の殺害現場の写真を犯人が怖いから見たくない、と言ったら・・・おまえ阿呆か、という話になる。

 しかし、例えば、食べる肉となる動物の殺害場面や残虐な飼育場面は見たくないけど、肉は食いたいし、食っている。 

 自分たちの食生活を満たすために、自分たちが直接、間接にお願いしてやってもらっている殺害や残虐行為について、せめて眼を背けず、目撃する倫理的義務のようなものがあるような気がするけどね。

  小さい頃鶏がしめられるのをみて鶏肉を食べられなくなった、という女性を知っている。もし、見ていなければ、いまでも食べていたかもしれない。

 戦争から生々しい残酷さを差し引いたら・・・・戦争の本質的な部分が消去されてしまっている。

 ・・・・事前警告して見ない権利はあるだろうが、しかし、それなら、戦争反対、食肉反対に回れよ、と言ったところかなあ。



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