2022年3月5日土曜日

一旦白旗をあげるのも一つの選択肢。しかし、彼らは戦いを選んだ。

 


 「NATOも参戦して第3次世界大戦を始めろ」

と言っているのか?と思ったら、

 西側諸国民は反戦の声だけでなく、NATO、中国、ロシアの政治的妥結を促すべきだ。

ということで言っていない。

つまり、例えば、

1)ウクライナはNATOに加盟させないとの確約。

2)クリミヤはロシアに、ドンバスは独立するか国民投票を、と確約

みたいな政治的決着をしろ、ということでしょ?

 玉川氏は太平洋戦争を例に挙げ、日本が「もっと早く降伏すれば、例えば、沖縄戦とか広島、長崎の犠牲もなかったんじゃないかと思います」と述べた。


 これに対して、東京大学先端科学技術研究センター専任講師の小泉悠氏は「日本の場合、自分から戦争を始めて、アメリカにものすごい反撃を食らったという事例ですよね。今回、ウクライナには何の非もないのに、ロシア側から侵攻された。早く降伏すべきだというのは道義的に問題のある議論」と日本とウクライナの置かれた立場の違いを指摘した。


 道義的に問題はあるが、戦略的にはとりあえずより多くの命を救うために、ショッカー(仮面ライダー)ヨミ(バビル二世)デーモン一族(デビルマン)・・・とにかく、巨悪に一旦はあっさり白旗上げる。そこから出直せ、というのは、一つの道筋ではある。そうしたとしても間違っているとはいえない。

 ここらへん、価値観も絡んでくるから国民の選択を抜きにして、一概にはいえない。

 ただ、ウクライナ政府や国民は、犠牲を払っても戦う道を選んだ。それを間違っているとも言えない。






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