“Unpopular opinion: I don’t think your life has to have a purpose, or you a grand ambition; I think it’s okay to just...
Uplift Connectさんの投稿 2020年10月1日木曜日
ネトフリックスで「ロマ」とか「もう終わりにしよう」などお手伝いさんとか、清掃員とかの視点を中心にした映画がウケている、というのは注目に値する。
ただ、後者は、世間的な成功を得られなかった清掃員の悲哀みたいな感じもしないでもない。世間的な成功にこだわりがあるゆえに、それを得られなかった悲哀もあるわけだ。
ところが、例えば、新宿歌舞伎町のタイガーのおっさんはそういうことを気にかけず、新聞配達して、小さな飲み屋で、お姉さんと一緒に一杯やることに至上の喜びを感じて生きている・・・それもいいんじゃないか、と思うわなああ。
タイガーマスクじゃなくてもいいわけだよ。
タイガーマスク、仮面ライダー、スパイダーマン、スーパーマン、スーパーウーマン・・・こうしたヒーロー型の物語と、ドラえもんのような力強い支援者がいるダメ少年型ヒーロー・・・・
でも、実際には、能力もないし、権力者にもなれない、能力者や権力者にもコネのない庶民のほうが圧倒的多数なわけで・・・・
寅さんみたいに、世間的に言えば馬鹿、落語で言えば与太郎みたいのが、世間様に甘えさせてもらえる社会であることが必要で、その”阿呆な”庶民が小さなことに感動しながら生きていくということも価値あることであるわけで、・・・・そうした小さな人間たちの小さな喜びを芸術作品としてすくい取っていけるような社会であるということも必要だよなあ。
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