2020年10月20日火曜日

美智子様の、災難にあった人たち、苦難のなかにある人たちへの思い

美智子さま、86歳に 医療従事者らの努力に心寄せる 長谷文、杉浦達朗 2020年10月20日

 

医療従事者、感染症専門家、国や自治体関係者の懸命の努力、感染リスクがある中で日常生活を支える市井の人々の献身に心をお寄せになり、生業を制限され、スポーツや音楽その他の芸能活動等を自粛する人々の置かれた厳しい状況を案じてこられました。

 

本年7月、熊本県など九州地方等で大雨による洪水被害が発生しましたが、これまでと同様に報道を注視され、犠牲者を悼み、彼災者、彼災地の様子を案じていらっしゃいました。また、東日本大震災の被災地のその後の復興状況をいつもお心に懸けていらっしゃいます
美智子さまの災難にあった人たち、苦難のなかにある人たちへの思い、というのはいつも感動する。

最近は、乳がんご手術後のホルモン療法によると思われる左手指のご不自由がおありで、ご移居後は数人の日本人作曲家の曲目を練習されることを楽しみになさっていらっしゃいましたので、おさびしいことだと思います。今まで出来ていたことを授かっていたこととお思いになるのか、お出来にならないことを「お返しした」と表現され、受け止めていらっしゃるご様子です。


いまこうしてできていることは授かりもので老いとともに、徐々にそれをお返しする、という発想もすばらしい。 


 



 

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