2022年3月10日木曜日

“No doubt his fellow priests would condemn his act as sacrilege”

町山智浩 Retweeted

ぶっとばせるならいいけど、ぶっとばそうとしたら殺される。 

ヤクザは警察が倒してくれるけど、ロシアを倒してくれる警察はいない。 ロシアを倒そうと思ったら、世界戦争になる危険がある。


 町山智浩 Retweeted
 

ああ、人間の生命を救うために悪魔と妥協することは絶対駄目、派なんだろうね。

 利益があるようにしてはいけない、というのは正しいけど、それを実行するにはアメリカやNATOまで動員してより大きな戦争になって、より大きな損害とより多くの生命が奪われる危険があるよ・・・・

 例えば、遠藤周作の「沈黙」で主人公のロドリゲスは信者を救うために大名と妥協して、踏み絵をした。キリスト教徒のなかでは不評もあるようだけど、やっぱ信者もパードレも大名に「降伏」せず、全滅したほうが潔かった、というわけだろうね。

“No doubt his fellow priests would condemn his act as sacrilege; but even if he was betraying them, he was not betraying his Lord. He loved him now in a different way from before. Everything that had taken place until now had been necessary to bring him to this love. 'Even now I am the last priest in this land. But Our Lord was not silent. Even if he had been silent, my life until this day would have spoken of him.”

― Shūsaku Endō, Silence

農民たちのために踏み絵をしても神は赦してくれているみたいだけど・・・

 国際社会の現実を受け入れられないのか、あるいは、大きな犠牲を出してもその犠牲に世界中の人が感動して世界は変わる方向に向かっていくはずだ、みたいな感じか?


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