森さんを引き留めた人たちも罪深い、と。

会見で幕引きどころか「火に油」万策尽きて森会長辞任へ


会員記事2021年2月11日

 東京都や組織委には合計5千件以上の電話やメールがあり、大会ボランティアや都市ボランティアの辞退者は500人以上となった。インターネットでは、辞任などを求める署名が10万件を超えた。関係者によると、スポンサー企業からも「顧客から抗議が寄せられている」などの声が相次いで寄せられたという。

　選手らからも批判の声が上がった。2012年ロンドン五輪競泳女子200メートル平泳ぎ銀メダリストの鈴木聡美（ミキハウス）は4日に「一言で言うのでしたら、かなり残念なのかなと思いますし、怒りも正直ありました」と発言。アイスホッケー女子の元カナダ代表でIOC委員のヘイリー・ウィッケンハイザー氏も同日、ツイッターに「この人、朝食会場で必ず問い詰める。東京で会いましょう」とつづった。

　批判が高まるなか、別の幹部は「我慢するしかない。森さんの気持ちがもつかが問題だ」と、万策尽きた様子だった。関係者によると、森会長は8日にIOCで東京大会の準備を統括するコーツ調整委員長と協議。その場でコーツ氏から、スポンサーからの反発が強いなどと厳しい調子で伝えられたという。IOCは9日、「発言は極めて不適切で、IOCが取り組む改革や決意と矛盾する」との声明を改めて発表した。

2021年2月11日

森氏が代弁した「ラグビー村」の論理は　女性理事の視点

　1週間前に辞めてたら、ここまで追い込まれた引き際にならなかったかもしれません。情勢を見誤った印象です。謝罪会見の前に辞意を固めていたという報道もありました。引き留めた人たちは罪深い。辞任という選択肢を森さんにあげるのが、本当の愛ではなかったでしょうか。

坂上忍　森会長を引き留めた「オッサンたち」も「同罪」と断罪

2/8(月)

 　坂上は「これでも情けないのは、こういうことが起こって、周りが『いやいや、いま森さんに辞められたら…』ってみんな引き留めたっていう、あのオッサンたち。何やっとんねんっていう話。同罪ぐらいだと思うよ」と、厳しく切り捨てていた。

風が読めず、身内には優しい人のいいおじいちゃんである森さんを恥さらしにした 大会組織委員会・武藤敏郎事務総長、大会組織委員会・遠藤利明会長代行の罪も重いよねええ。