2022年4月13日水曜日

「もう一度戦果をあげてからでないと、なかなか話はむつかしい」

 

 


 いまウクライナは東部二州から住民の避難を急いでいる。防衛線を死守するにしろ、ロシア軍に一旦この地域の占領を許すにしろ(この場合住民が残っていたらブチャの二の舞いの虐殺が起こる)住民をなるべくたくさん、キーフまで逃げすことが最優先

一般住民に関しては逃げるが勝ち。

早めに疎開させておくべきだった。


 このところゼレンスキー大統領やロシアとの停戦協議のトップの大統領特別補佐官、外相などが「東部で勝利して始めて、ロシアの交渉が始められ、最後は大統領同士のトップ会談で」などの「現状での徹底抗戦、できればロシアへの勝利」を口に出し始めていて、危険だ。
 大概交渉を有利にするための軍事作戦は失敗する可能性が高い


 2006-11-16

昭和天皇の「もう一度戦果を挙げてからでないと」発言と史上最大の兄弟喧嘩(1

いろいろ論争があるみたいですけど、戦争終結のための政治的妥結の時期は非常に難しい問題。後からみれば、もっとはやく妥結していれば被害は少なくてすんだ、といえる場合もでてくるだろうからである。


 

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