「よく気がついたよね」というママ友の言葉。それこそが自閉症の息子の困難の原因だった
車いすの人に歩けとは言わないだろう。メガネが必要な人に裸眼で文字を読めとは言わないだろう。見えない障害がある人たちは、それと同じことを日常的に求められ、本人も自分の努力不足だと思ってしまう。
今も見えない障害で毎日毎時間苦しみ、自分が自分らしく考え学ぶことを無理な形で曲げられ押さえられている子どもが、きっと全国にたくさんいることを知ってほしい。
ここが難しいとろだね。
みんなと同じように同じことを努力すればできるようになる場合もあり、努力してできるように手伝ってあげるのが親として、配偶者として、友人としての努めだ、と思いがちだが、自分の息子/配偶者/友人は違うんだ、できないんだ、できなくていいんだ、と納得できるまで時間がかかるんだろうね。
おれの友達なんかについても、かれが「できない、わからない」という度に、おれも頭では理解するんだけど、自分のなかでいまいち納得できていない。
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