現下のウクライナ情勢に際会して、古典的にはリアリストっぽい先生方がそろってint'l liberal order護持の論陣を張っておられるのを見るに、そうした先生方のintegrityに敬意を覚える一方で、これもウォーラーステインが言ってた意味でリベラリズムがやせ細った結果だよなとメタなことを思う。
— 山下範久 (@ny1971) March 30, 2022
ケナンとかキッシンジャーとかブレジンスキーとかミアシャイマーとかは、NATOの東方拡大が行き過ぎるとやばいですよ、ずっと警告していた。日本の言説空間の中では「リアリストっぽい」と見えていただけという話かもしれない。
— mozu (@mozumozumozu) April 4, 2022
Much like Putin, Le Pen says the era is over in which the U.S. and E.U. oversaw a united Western leadership based on shared values.
フランスなんかもで右翼が欧米中心の世界秩序に対するアンチテーゼの価値観をロシアと共有するみたいだが・・・・(よく知らんけど)・・・そんな感じか・・・・・
橋下氏の思想というのは・・・フォロウしていないので、全然わからない。議論をみていても何か噛み合っていない。なんか双方とも個人的に自尊心が傷つけらて、言い合っているだけのような気もする・・・ただ、「政治的妥結」「一般人の国外退去」という発言について一斉に反発を食らったのには驚いた。昭和の戦後イデオロギーの核心部分の反映であり、もっと同調する人がいるか、と思った。
政治的妥結についていえば、 まず、ゼレンスキーさんさえ、NATO不加盟、中立化については妥協すると言っている。
英語圏の識者の中には、クリミヤもしくは/かつ東部地域について妥協すべきという識者もチラホラいる。
驚いているのが、正義を全面的に貫徹し、妥協は許さじ、というのが右にも左にもたくさんいること。
この勢力に横たわるイデオロギーはなんなんだろうか?
クリントンさん流のリアリスト的計算に基づく口先リベラルみたいな怜悧というか狡猾な、計算ずくなのか?
あるいは、素朴な正義感なんだろうか?
あるいは、「挙国一致」「尽忠報国」「堅忍持久」にも通じる日本人の精神の古層にふれたものがあるのだろうか?
空気なんだろうか?
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