ロシアとウクライナがどっちもどっちと言うなら問題だが、今回のロシアの非道によってアメリカがアフガンとイラクでやった非道が帳消しになるわけではないので(逆も然り)、これもどっちもどっち論と言うのはそれこそアメリカ批判許さずな党派的議論ではないだろうか。 https://t.co/MsovbiPljo
— Taro Tsurumi 鶴見太郎 (@taro_tsurumi) April 14, 2022
非難の対象国A以外の国Bの類似の非行を取り上げる意義、というのは
1) B国の非行を取り上げてA国の非行をチャラにする
単純な誤謬。B国が同じ過ちを犯したからと言ってA国の過ちがチャラになるわけではない。
2)A国、B国の非行を認めるがB国に関心度が低いことを非難する。
3)A国、B国の非行を認めるがすべて公平な基準が適用されているか、吟味する機会に使う。
2022年4月13日水曜日 ”nearly all contemporary accusations of “whataboutism” are false accusations” 自分や自国や特定の国を例外にするならーー例外にする合理的な理由がない限りーーーその基準は公平ではない。つまり、その基準を適用することは正義ではない。
しかし、悪を憎むあまり正義”感”ーー正義の感情が暴走して、正義でない基準を適用してしまうことはよくあることである。
1)を主張しようとする人が皆無とは言わないが、いまどき大抵は2)および3)であろう。
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