速報ではコロナ陽性の死者を全部「コロナ死」にカウントするが、死亡診断書では「直接の死因」を書く。BA.5の感染力が強いので、多くの死者が検査で陽性になった。それだけのこと。 https://t.co/zCIPdkZ6sQ
— 池田信夫 (@ikedanob) August 16, 2022
県によると「第七波」で、新型コロナが原因で死亡した人はいない。重症者は他の病気が原因で重篤な状態となっている人がほとんど。Pfizer CEO Albert Bourla tests positive for Covid, says he is experiencing very mild symptoms
黄金率の効果と限界
以前読んだやつを軽くまとめておく。
The Golden Rule (p81 Ethics_ A Contemporary Introduction (Harry Gensler)
相手と同じ状況にあれば、自分にそうしてもらいたい、といま、自分は望むか
ということである。
この場合、大人として、もしもこの子と同じ立場にあったら、手を叩いてもらいたいと思うし、後に叩いてもらってよかったと思うだろう、と。
黄金率とは、仮定的状況に対するわれわれの現在の態度なのである、と。
ただ、黄金律は万能ではない、と。黄金律の役割は整合的であれ、ということだけで、黄金率に従っていれば倫理的に間違った行動しないわけでもないんだ、と。
例えば、炭鉱の鉱夫に一日1000円支給でいいか、という場合、一日100円で十分暮らしていけると間違って思っている人にとっては、黄金率のテストはパスするが、倫理的には間違っていることをしていることなる。
あるいは、痛みに快感を感じるマゾヒストで、どんな立場のどんな状況でも痛みを与えてもらいたいと思っている狂気の変態にとっては、誰に痛みを与えても黄金率はパスしてしまうーー
もしも彼の立場にあっても、痛みを与えてもらいたい、と。
私はいま望むだろう、
と思ってしまうからである、と。
つまり、その状況がどんな状況か正しく想像できない場合、あるいは、変態的な欲望を抱いている人たちについてはうまく機能してくれない、王号率は不整合の行為を批判する場合に役立つ道具であるが、しかし、つねに、倫理的に正しい行為を示唆してくれるわけでもないんだ、と。
ちなみに、この著書の執筆者はこの原理を中絶禁止法につかって、倫理的に中絶に反対している。
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