2023年12月17日日曜日

「電車の窓の外は」

詩といえばこれも以前読んでた本(「日本人の死生観を読む」(島薗進))で引用されていた詩だけと


電車の窓の外は 



電車の窓の外は
光りにみち
喜びにみち
いきいきといきづいている
この世ともうお別れかと思うと
見なれた景色が
急に新鮮に見えてきた
この世が
人間も自然も
幸福にみちみちている
だのに私は死なねばならぬ
だのにこの世は実にしあわせそうだ
それが私の心を悲しませないで
かえって私の悲しみを慰めてくれる

・・・・

感動した覚えがあるね。 

 


 

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