2023年12月3日日曜日

"La tristesse durera toujours," "the sadness will last forever,"

 

 ここんところ学生のための国語の参考書を何冊も読んでいるのだが、そのなかには面白いな、思える評論や小説が題材として使われていて、例えば、これ。

  2016-08-30 美を求める心
詩人は、自分の悲しみを、言葉で誇張して見せているのでもなければ、飾り立てて見せるものでもない。一輪の花に美しい姿があるように、放って置けば消えて了う、取るに足らぬ小さな自分の悲しみにも、これを粗末に扱わず、はっきり見定めれば、美しい姿のあることを知っている人です。悲しみの歌は、詩人が、心の眼で見た悲しみの姿なのです。これを読んで、感動する人は、まるで、自分の悲しみを歌って貰ったような気持ちになるでしょう。悲しい気持ちに誘われるでしょうが、もうその悲しみは、不断の生活のなかで悲しみ、心が乱れ、涙を流し、苦しい思いをする。その悲しみとは違うでしょう。悲しみの安らかな、静かな姿を感じるでしょう。そして、詩人は、どういう風に、悲しみに打ち勝つかを合点するでしょう。
小林秀雄は若い頃わりに読んだ批評家だったが、たぶん、これは、読んだことなかった。

 「なるほど」と思ったね。 詩に限らず音楽でも、絵画でも映画でも同じようなことは言えるだろうけど、ただ、「詩人は、どういう風に、悲しみに打ち勝つかを合点するでしょう」ということはないね。

 当の詩人だって、悲しみに打ち勝つことなかったかもしれない。ただ、距離をおいて表現することによって、あるいは、その表現を鑑賞することによってそうした悲しみに対して一種の耐性ができるんじゃないかな。

 小説では、三浦哲郎さんの 「メリーゴーランド」なんかは「すごい」、と唸った。

 参考書の類は図書館は扱っていないから、アマゾンで安くなっている古本を何冊か頼んでいてまだ何冊か来る予定・・・楽しみ。

 夏目漱石の「こころ」は学生のころならったし、いまの参考書でもよく扱われているんだが・・・なにがいいんだか、いまだにわからんな。

 

  HET MYSTERIE VAN VAN GOGHS LAATSTE SCHILDERIJ
“They are vast fields of wheat under troubled skies, and I did not need to go out of my way to try to express sadness and extreme loneliness. I hope you see them soon –
"La tristesse..." (May 1890–July 1890)
. On July 27, 1890, Vincent wandered behind a haystack in one of the wheat fields through which he strolled daily and shot himself in the chest with a revolver. He was able to stagger back to the inn where he was staying, repeatedly falling and forcing himself to his feet again, and he lay down in the bed in his attic room without telling anyone about his injury. Eventually the innkeeper Ravoux found him and called Dr. Gachet, who had to contact Theo through his business address at the art firm's gallery, because Vincent refused to give him his brother's address. When his brother arrived, Vincent explained, "La tristesse durera toujours," or "the sadness will last forever," and told him right before he succumbed, "I wish I could die like this."
悲しみに打ち勝っていない・・・むしろ打ちひしがれている。

   

 B word 言っちゃアカンな。


 娘は可愛いわけだわなあ。


ガザの子供を苦しめちゃならんでしょ。

 

 欧米の防寒がしっかりしたセントラルヒーティングの部屋のほうがよほどいいと思うがコメント欄では好評。

家族や友達が集まる憩いの場になるのかもしれないね。

 

 

 町山さんの解説をちょこっと紹介している 「底辺職」という言い方が、なんだが・・・とにかく派遣は高級職に限定すべき。 「派遣」はピンハネじゃない、とは法律家に煙に巻くが、でも、結局、要するにピンハネじゃね?と問いただしたくなる。

 

しゃべっているだけだと普通の人だな。


応能負担だな。

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