2022年8月6日土曜日

「ウクライナ以後」の核議論

 

「『力には力で対抗するしかない』と言う現実主義者は、なぜか核兵器について、『指導者は合理的な判断の下、使わないだろう』というフィクションたる抑止論に依拠している。核兵器が存在する限り、人類を滅亡させる力を使ってしまう指導者が出てきかねないという現実を直視すべきだ」と述べた。
 狂気の指導者はいつでもどこでもあらわれうるのはたしか。

 しかし、現実に核武装国が核武装国に核兵器を使用した試しはない。
 ロシアは自国が存亡の危機に直面したらウクライナに対して核兵器をつかうかもしれないが、そのとき現実主義者は「ウクライナが核武装していたら核兵器による被害にあわなかっただろう」というだけ。





ウクライナ以前からリアリストにはわかっていたこと。


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