さきほどの「小説の周辺」のなかの記事「一茶とその妻達」に一茶の言葉「菊女帰 夜五交合」「月見三交」「墓詣 夜三交」などの言葉が引用されている。ググると一茶は、「七番日記」なる日記を残しているんだね。
五二歳で二八歳の菊と結婚。当時の50歳といえば、いまでいえば60歳、70歳にも相当するにもかかわらず、一茶がこれだけ精力絶倫だったのは、旅で強健な体力だった、長い満たされない年月を送ってきた、からだと藤沢氏は考察している。交合は夫婦大喧嘩のあとであって、こうした記録は、夫婦仲直りの昂揚の至福を表現している、と見ている。
その後4人の子供を授かったが、子供も菊も病気でなくしてしまい61歳の一茶だけ取り残される。
一周忌がすんで二人目の妻を娶るが2ヶ月で破綻。64歳のときに連れ子のある3人目の妻を迎える。この妻が中風の一茶の面倒をよくみ、一茶がなくなったときには一茶の子を身ごもっていた、晩年の一茶は幸せだったのではないか、と。
ーーーその後、妻はどうなったんだろうね?
ふと、このまえ出てきたランボーを思い出した。
この映画わりによかった記憶があるんだが、ランボーも最期まで生に貪欲だったよなああ。もっともランボーは37歳でなくなっている。
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